【GA4】GoogleアナリティクスをWordPressに設定する方法を画像で解説

GoogleアナリティクスとWordPressの設定方法
考えている人

Googleアナリティクスってなんだろう?
設定の方法が難しそう。

GoogleアナリティクスとWordPressの設定に悩んでいる方へ、この記事は画像付きで連携方法を分かりやすく解説します。

本記事を読むことで、簡単に設定が完了し、サイトのアクセス解析がスムーズに行えるようになります。

初めてgoogleアナリティクスを導入する方法と、さらに旧アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス UA)からGA4への移行方法も解説しているので、安心して進められますよ。

是非お役立てください。

すでにユニバーサルアナリティクス(UA)を導入している方は、旧アナリティクス(UA)からGA4への移行方法まで飛ばしてご覧ください。

まだ、WordPressでブログを開設していないという方は、開設まで10分!初心者向けWordPressブログの始め方「超」入門の記事をチェックしてみてください。

目次

Googleアナリティクスとは?

アクセス分析をしているイラスト

Googleアナリティクスは、無料で使えるアクセス解析ツールです。

簡単に言えば、次のようなことが分かります。

  • 訪問者数やページ閲覧数
  • 訪問者の居住地や使っているデバイス
  • どの時間帯にアクセスが多いか
  • どの記事が人気か

特に、ブログ運営者にとっては、以下の情報が役立ちます。

  • 月間PV数の推移
  • 人気記事の特定

Googleアナリティクスは、スマホアプリでも管理でき、リアルタイムレポートでサイトの健康状態をチェックできます。

次の章から、GoogleアナリティクスGA4の導入手順を解説していきますね。

Googleアナリティクスには2種類あります。

  • ユニバーサルアナリティクス(UA)
  • googleアナリティクス4(GA4)

※ユニバーサルアナリティクスでは、2023年7月1日から新規データ取得をできなくなるため、GA4の設定をしておきましょう。

そのため、今回初めてアナリティクスを設定する方は、GA4だけの設定だけでいいでしょう。

UAの設定しかできていない人は、旧アナリティクス(UA)からGA4への移行方法まで飛ばしてご覧ください。

Googleアナリティクス(GA4)の初回設定方法

アクセス分析をしているイラスト

Googleアナリティクス(GA4)の初回設定方法をご紹介します。

ウェブサイトのアクセス状況を把握し、効果的な改善を図るためには、Googleアナリティクスが必須です。

この章では、導入方法をステップごとに分かりやすく説明しているので、初心者の方でも簡単に設定できるようになります。

ステップ①からステップ⑤までの設定手順を順番に進めることで、あなたのWordPressサイトとGoogleアナリティクスを簡単に連携させることができます。

  • ステップ①Googleアカウントを作る
  • ステップ②googleアナリティクスのアカウントを作る
  • ステップ③アナリティクスで測定IDを取得する
  • ステップ④WordPressテーマで簡単設定
  • ステップ⑤GoogleアナリティクスとWordPressの連携確認

上記以外の連携方法2つも紹介します。

  • 別の連携方法①googleタグマネージャーで設定
  • 別の連携方法②Googleタグをheadタグに埋め込む

では、進めていきましょう。

ステップ①Googleアカウントを作る

Googleアナリティクス(GA4)を利用するためには、まずGoogleアカウントが必要です。

Googleアカウントを作成することで、さまざまなGoogleサービスを一元管理でき、効率的に活用することが可能です。

Googleアカウントの作成は簡単で、以下の手順で進めることができます。

googleアカウントを作成する

まずは、下記の画面になったら、「アカウントを作成する」をクリックします。

googleアカウント作り方

ログイン画面になったら、

  • 「アカウントを作成」をクリック。
  • 「個人で使用」をクリックしてください。

次の画面に進みます。

googleアカウント作り方

次は、ユーザー情報を入力していきます。

  • 名前を入力
  • ユーザー名(メールアドレス)
  • パスワードを設定する

①〜③の入力が済んだら、「次へ」をクリックしてください。

googleアカウント作り方

続いて、非公開のアカウント情報を入力していきます。

下の画像のように

  • 電話番号を入力(任意)
  • メールアドレスを入力(任意)
    ①、②は省略可能なので入力しなくても大丈夫です。
  • 生年月日を入力
  • 性別を入力
  • 「次へ」をクリック

この後、Googleの利用規約を確認後、「同意する」をクリックします。

以上でgoogleアカウントの作成は完了です。

ステップ②googleアナリティクスのアカウントを作る

次はGoogleアナリティクスのアカウントを作成していきましょう。

まずは、Googleアナリティクスのページに移動します。

下の画面にアクセスできたら、「さっそく始める」をクリックします。

Googleアナリティクスログイン画面

Googleアナリティクスのアカウント作成ページにアクセスできたら、必要事項を入力していきましょう。

  • アカウント名を入力(ブログ名など任意の名前を入力)
  • チェック項目は、そのままで「次へ」をクリック
Googleアナリティクスアカウント作成

次はプロパティの設定をしていきます。

  • 「プロパティ名」を入力する(ブログ名でOKです)
  • レポートのタイムゾーンを「日本」に変更
  • 通貨を「日本円」に変更
  • 「次へ」をクリックする
Googleアナリティクスのプロパティの設定

次は、ビジネスの概要を入力していきます。。

  • 業種を選択する(ビジネス、産業でOKです)
  • ビジネスの規模を選択する(小規模で大丈夫です)
  • 利用目的を選択する
  • 「作成」をクリックする
Googleアナリティクスアカウント作成

以上でGoogleアナリティクスのアカウント作成は完了です。

最後に利用規約が表示されるので、

  • 日本を選択する
  • 利用規約を確認後チェックを入れる
  • 「同意する」をクリック
Googleアナリティクスのアカウント作成

ステップ③アナリティクスで測定IDを取得する

Googleアナリティクスのアカウントを作成したら、次に測定IDを取得しましょう。これがあることで、あなたのサイトに訪れるユーザーのアクセスデータを追跡できるようになります。手順は以下の通りです。

まずは、データストリームの設定をしていきましょう。

・データストリーム→「ウェブ」を選択します。

データストリームの設定

ウェブストリームを設定します。

  • ブログのURLを入力
  • ストリーム名を入力(ブログ名でOK)
  • 「ストリームを作成」をクリックする
データストリーム設定

下の画像のようにストリームの詳細、「ストリーム名」「ストリームURL」「ストリームID」「測定ID」が確認できれば設定完了です。

データストリームの設定

設定が済んだら、WordPressとGoogleアナリティクスを連携させていきましょう。

上の画像の「測定ID」を使っていくので、コピーしておいてくださいね。

ステップ④WordPressテーマで簡単設定

WordPressのテーマを使って、簡単にGoogleアナリティクス(GA4)の設定を行いましょう。

多くのテーマには、アナリティクスのコードを挿入する専用の場所が用意されています。

今回は無料テーマの「Cocoon」と有料テーマの「SWELL」での連携方法を紹介します。

手順は以下の通りです。

ここで、必要になるのがステップ③で表示された「測定ID」です。

コピーできていない場合は、下の画像のように

  • Googleアナリティクスにアクセス
  • 左のサイドバー下部の「管理」をクリック
  • データストリーム
  • 赤枠をクリック
  • 測定IDをコピーする
Googleアナリティクス
アナリティクス測定ID

測定IDがコピーできたら、次はWordPressの管理画面にログインします。

「Cocoon」での設定方法

テーマでの設定は簡単にできます。

下の画像のように

  • Cocoon設定
  • アクセス解析・認証
  • Google Analytics
  • GA4測定ID
  • 測定IDを貼り付ける
  • 下にスクロールして「設定をまとめて保存」をクリック
cocoonのアナリティクス設定方法

以上でCocoonでの設定は完了です。

次はSWELLでの設定方法を紹介します。

「SWELL」での設定方法

SWELLでは「SEO SIMPLE PACK」というプラグインを使って設定をしていきます。

まだ、プラグインをインストールできていない方は、下の画像のように、

  • プラグイン
  • 新規追加
  • 赤枠の検索窓に「SEO SIMPLE PACK」と入力
  • 「SEO SIMPLE PACK」が出てきたら「今すぐインストール」
  • 「有効化」をクリック

以上でプラグインを使用できるようになりました。

では、「SEO SIMPLE PACK」で設定していきましょう。

  • SEO PACK
  • Googleアナリティクス
  • 「”Measurement ID”for GA4」に測定IDを貼り付ける
  • 「設定を保存する」をクリックする
「SEO SIMPLE PACK」でのアナリティクス設定方法

以上でSWELLでのアナリティクスの設定は完了です。

あさり

WordPressテーマでアナリティクスを設定する方法が1番簡単なのでおすすめです。
ただし、テーマ毎で設定方法が異なるので公式サイトで確認してください。

ステップ⑤GoogleアナリティクスとWordPressの連携確認

設定が完了したら、GoogleアナリティクスとWordPressが正しく連携しているか確認しましょう。

Googleアナリティクスのホーム画面にアクセスすると、下の画像のようになっているはずです。

「ウェブサイトのデータ収集は有効です」と表示され、「過去30分間のユーザー」に数字が表示されていれば、データの計測ができている状態です。

別の連携方法①googleタグマネージャーで設定

Googleアナリティクス(GA4)の初回設定方法として、Googleタグマネージャーを利用する方法もあります。

Googleタグマネージャーを使うと、タグの管理が簡単になり、効率的に運用できます。

設定手順は以下の通りです。

googleアカウントを使ってログインしましょう。

Googleタグマネージャーに移動する

Googleタグマネージャー

Googleタグマネージャーのアカウントを作成していきます。

Googleタグマネージャー
  • アカウント名(ブログ名)
  • 国名を選択する(日本)
  • コンテナ名(ブログのURL)を入力
    ※https://を除いたURL
  • 「ウェブ」クリック
  • 「作成」をクリック
Googleタグマネージャー

Googleタグマネージャーの利用規約を確認したら、下の画像の赤枠部分にチェックを入れてください。

Googleタグマネージャー

アカウントの作成が完了すると、2つのコードが表示されます。

それぞれのコードをコピーして下記の位置に貼りつけます。

  • <head>内のなるべく上のほうに貼り付ける
  • <body>の直後に貼り付ける

OKをクリックすると画面が閉じます。

コードの貼り付け場所については、WordPressのテーマによって異なります。

ここでは、Cocoonでの設定方法を紹介します。

  • Cocoon設定
  • アクセス解析・認証
  • 下にスクロール→ヘッド用コード・ヘッダー用コードにコードを貼り付ける
Cocoonへのコード貼り付け
  • ヘッド用コードの枠に『<head>内のなるべく上のほうに貼り付けてください』のコードを貼り付ける。
  • ヘッダー用コードの枠に、『<body>の直後にこのコードを次のように貼り付けてください』のコードを貼り付ける。

貼り付けたら「変更をまとめて保存」をクリックしてください。

Googleタグマネージャーの管理画面に戻り、

  • 「タグ」をクリック
  • 「新規」をクリック
Googleタグマネージャー

・タグの設定をクリックします。

Googleタグマネージャー

タグタイプ選択のページが表示されるので、「Googleアナリティクス:GA4設定」をクリックします。

タグタイプの選択

下の画像のように

  • 測定IDを貼り付ける
  • トリガーをクリックする
Googleタグマネージャー

トリガー選択画面になったら、「All Pages」を選択します。

Googleタグマネージャー
  • タグの名前をつける
  • 「保存」をクリック
Googleタグマネージャー設定
Googleタグマネージャー設定

以上でGoogleタグマネージャーでの設定は終了です。

Googleアナリティクス

連携できているかの確認は、Googleアナリティクスのホームにアクセスし、過去30分間のユーザーに数字が表示されていれば設定できています。

別の連携方法②Googleタグをheadタグに埋め込む

Googleアナリティクス(GA4)の初回設定方法として、Googleタグをheadタグに埋め込む方法も選択肢の一つです。

この方法は、プラグインを導入しなくてもいいため、サイトが重くならないというメリットがあります。

しかし、WordPressのコードの編集を間違ってしまうと、画面が真っ白になるなどエラーが起きる可能性があるため、初心者は他の連携方法をおすすめします。

また、親テーマにコードを埋め込んだ場合、テーマの更新をするとコードが消えてしまいます。

そのためGoogleタグのコードは子テーマに埋め込む必要があります。

  • Googleアナリティクスにアクセス
  • サイドバー下の「管理」をクリック
  • データストリームをクリック
  • 下の画像の赤枠部分をクリック
Googleアナリティクス

「タグ設定を行う」をクリックします。

Googleアナリティクス

赤枠の「実装手順」をクリックしてください。

Googleアナリティクス

赤枠の「手動でインストールする」をクリックします。

Googleアナリティクス

Googleタグが表示されるので、下の画像の赤枠をクリックして、コードをコピーします。

Googleアナリティクス

Googleタグがコピーできたら、WordPressの管理画面にアクセスしてください。

  • 外観
  • テーマファイルエディターをクリックする
    (初回のみ編集時の注意を促すポップアップが表示されます。「理解しました」をクリックして先に進みます。)
  • 子テーマを選択する
  • テーマヘッダー(header.php)を選択する
テーマファイルエディター

「header.php」を選択したら、コピーしておいたGoogleタグを</head>の上に貼りつけてください。

この際、他のコードを下手に変更しないように注意してください。

もし、間違ってコードを変更してしまったと思う時は、変更を保存せずダッシュボードに戻れば大丈夫です。

テーマファイルエディター

コードを貼り付けたら、下にスクロールして「ファイルを更新」をクリックすれば設定は完了です。

旧アナリティクス(UA)からGA4への移行方法

旧アナリティクス(UA)からGA4への移行方法を解説していきます。

UAは2023年7月1日以降のデータが取得できなくなります。

そのため、GA4への移行がまだの方は設定をしていきましょう。

まず、アナリティクスにログインして「管理」をクリックしてください。

Googleアナリティクス

「GA4設定アシスタント」をクリックします。

Googleアナリティクス

下の画像の赤枠の「はじめに」をクリックしてください。

Googleアナリティクス

次に「プロパティを作成」をクリックします。

Googleアナリティクス

下の画像のように「接続済み」となっていれば完了です。

Googleアナリティクス

GA4のレポートに移動して、リアルタイムのユーザー数が確認できればOKです。

Googleアナリティクス(GA4)に関するよくある質問

よくある質問
Q1: Googleアナリティクス(GA4)の主な機能は何ですか?

A1: Googleアナリティクス(GA4)の主な機能は以下の通りです。

  • 訪問者数やページビューの計測
  • ユーザーの地域やデバイス情報の取得
  • 参照元やキーワードの分析
  • ページごとの滞在時間や離脱率の調査
  • ユーザー行動やコンバージョンの追跡

これらの機能を活用することで、サイト運営がより効果的になります。

Q2: 旧アナリティクスからGA4への移行時、既存のデータは失われますか?

A2: いいえ、旧アナリティクスからGA4への移行時に既存のデータは失われません。旧アナリティクスとGA4は並行して利用可能ですが、旧アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)は2023年7月1日以降、データの取得ができなくなります。そのためGA4への移行をしておきましょう。

Q3: どのようにしてGA4のデータを使ってサイト運営に活かすことができますか?

A3: GA4のデータをサイト運営に活かす方法は次のようなものがあります。

  • 人気のコンテンツや効果的なキーワードを分析し、コンテンツの改善に役立てる
  • ユーザーの属性や行動を分析し、ターゲットユーザーに合った戦略を立てる
  • 広告効果を分析し、広告費用対効果の最適化を行う

まとめ:Googleアナリティクスはブログを始めたらすぐに設定しよう

データを分析しているイラスト

Googleアナリティクスは、ブログのアクセス解析をし、改善に役立つツールです。

あさり

アナリティクスはブログを始めたらすぐに導入して、ブログの状態をチェックできるようにしましょう。

ユニバーサルアナリティクス(UA)は、2023年7月1日からデータの取得ができなくなります。

そのため、Googleアナリティクス4(GA4)への移行を済ませておきましょう。

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